岩手県・・・陸中海岸
6:30AM 鳥のさえずりの声で起床です。
GWということもあって、どこの道の駅も高速のPAも空きスペースがないというのに、ここ道の駅「みさわ」は、久々にゆっくりと静かに過ごす事ができた。
なぜか車中泊をしながら旅をしている還暦あたりの方が、集まって来ていて楽しそうに談笑されておりましたが、なんだか、羨ましいですね。
自分も還暦になってもアクティブでいたいもんです(笑)。
今日は、ここからひたすら三陸海岸に沿って美しい道を南下する計画です。
美しい海の道・・・ところどころに展望台が点在しているので、立ち寄りながらのドライブです(笑)。
黒崎海岸展望台です。
高さ150mから200mの断崖が太平洋にほぼ垂直に落ち込んでいて、黒崎展望台からは久慈へと延びる海岸線が一望。
美しい景観でした。
・・・が、景観を楽しんでTepeeに戻ると小さい黒いゲジゲジのような虫がTepeeにいっぱいついていまして・・・
注意してみると、自分達にもついていて、ちょっとしたパニックです(笑)。
払いのけても、風にのって飛んでいるのか、すぐにつくのです。
とりあえず、息子と家内を払って、Tepeeに避難させて自分もなるべく風のないところで必至に払って一気にTepeeに避難です(笑)。
気を取り直して、北山崎展望台へ
海に向かって垂直に落ち込む高さ200m断崖が8kmに渡って続いて、「海のアルプス」と言われるとか・・・
ここは、3つの展望台があり、第1展望台から第2展望台へは、700段程の石段を下りて行くのですが、第1展望台より海側に突き出しているためさらに迫力があります。
第2展望台への途中、第3展望台への分かれ道がありますが、200m下の海面間近まで降りることができるそうです。
今回は、なぜか通行禁止になっていましたのでラッキー! いや、残念でした~(笑)
さらに三陸海岸を南下して、次は潮吹岩。
駐車場から徒歩で海辺へと下る。
岩壁に穴があって、そこに入った海水が波の力で圧縮されて吹きあがる。 間欠泉のようなものだが、別名「ほら吹き岩」とも呼ばれているとかで、滅多に見る事はできないのだとか・・・
潮が吹きあがるには、かなり荒い海でないといけないようなのだが、今日の海は非常に穏やか。
一応、待ってはみるが、そんな気配は全くなく・・・
写真の撮影に来ていた埼玉のおじさんが、話しかけて来てくれて、潮吹き穴を説明してくれた。
話によると地面が盛り上がるような感じで、ドドドドドドォーという音が鳴って、思った以上に足元付近の岩場から吹くのだそうだ・・・
そんな話を聞くと、ますます見たくなってしまうのだが、今日は残念だが諦めて戻ることにすると、そのおじさんも戻る事に。
おじさんと駐車場まで写真の話などの話をしながら戻ったのだが、日本中を車で撮影旅行しているのだそうだ。
やっぱ知らない人と話すってのは楽しいもんです(笑)。
次は、浄土ヶ浜へと向かう。
三陸を代表する景勝地である浄土ヶ浜は、波穏やかで清明な入り江が形成されて、あたかも日本庭園のような美しい景観が醸し出されている。
ガイドブックの写真で見る限りは、真っ白な砂浜・・・
行っとくべきでしょうって事だったのだが、なぜか観光船で周遊する事になって浜へは行かずです(笑)。
・・・もともと綿密な計画がある訳でもないので、ありなんですけどね。
観光船の出航と同時にウミネコの大群が観光船に群がって来て・・・(苦笑)
餌付けに成功したとかで寄ってくるわけですが、気がつくと家内も餌のパン(100円)を購入して、キャア~って、黄色い声を出しておりまして・・・(苦笑)
・・・で、自分も餌を分けてもらって、キャア~って(苦笑)
一番冷静なのは、息子だったりして(笑)。
約40分の観光船の周遊を終えて、結局、ウミネコしか見てないのに気付く僕達なのですが、何か?(笑)
苦笑いで、クルマに戻った僕らの次の行先は、宮古市魚菜市場。
今日の夕飯をゲットする予定だったのですが、ちょっと期待ハズレかも・・・
とりあえず、刺身を購入して、盛岡の喜盛の湯へ移動です。
ところが、途中事故で渋滞。
ちょうど10台程前で、普通車と軽自動車が正面衝突していて、救急車が2台、レスキュー車も到着してただ事ではない雰囲気に・・・
長丁場を覚悟して、DVD(映画)を鑑賞しながら通行止めの解除を待ったのですが、後からニュースで、80歳程のご夫婦が亡くなったとの事。
・・・自分も気をつけないと、あらためて思うです。
結局、19:00喜盛の湯に到着、汗を流して、ここで簡単に食事も一緒に済ませて、20:30福島に向けて出発。
22:15東北道 中尊寺PAまで来て睡魔が・・・限界って事で、無理せず、ここでP泊です。
明日は、かなり早朝の出発になりますけどね・・・(笑)